2018年07月25日

働き方改革セミナーレポート

2018年7月25日(水)新都心ビジネス交流プラザにて

『先端技術を活用した働き方改革セミナー』を開催しました。

運輸業の現場において、深刻化する人手不足を解決するために日々発展しているロボット技術などのセミナーを中心に、

最先端のロボット技術を体験できるブースや個別相談会なども同時開催致しました。


プログラム内容は以下の通りです。


1.「ロボットを活用した生産性向上と労災事故防止」

三井住友海上 北河氏 (RobiZy副理事長)

物流分野に限らず、介護・農業分野でもロボットの導入事例はたくさんあり、生産性向上や労働環境改善に寄与しています。RobiZyはメーカやユーザなどロボット業界に携わる様々な企業・団体・個人をつなげていく役目を果たしていきます。

今後RobiZyはますます発展し、活動を広げてまいります。ぜひ共に、力を合わせてロボット業界を盛り上げていきましょう。


2.「物流業界におけるAI活用の可能性」

(株)アドダイス 伊東氏 (RobiZyアドバイザー)

ただモノをインターネットにつないだだけの状態では、センサーで得た膨大なデータを人間が分析しなければならず、かなり負担がかかります。

しかしIoT技術にAIを掛け合わせることで、ユーザーに代わってAIがデータを管理分析し、人が苦行から解放され、さらにより最適な解決方法を見つけ出すことができるのです。

物流の現場でも、検品、荷物のソーティング、ロボットの動作設定、自動搬送、故障予知などの施設管理などAIが応用できる分野は多く存在します。


3.「装着型ロボットスーツ『HAL』の概要」

大和ハウス工業 石渡氏

労働環境改善や労働災害防止の期待ができる装着型ロボットスーツ『HAL』をご紹介しました。

荷物を上げる・運ぶとき、材料の積み替え、反復で持つ作業など、あらゆる場面で活躍する次世代のロボットスーツです。


4.「IT技術を活用した疲労度測定・管理システム」

(株)トライプロ 高木氏

疲れを「大脳皮質の機能低下を主症状とするもの」と定義して、マシンオペレーションにおける「認知」の遅れを数値化し、数量的に疲れを認知できる技術を応用して、運輸運送業の管理目的に特化させたシステムが『FHM Safety for Windows』です。

このシステムを利用することで、ドライバーの疲労度を測定して注意喚起やシフト組みを行い、事故防止につなげることができます。


5.「IoTを活用した効率的な配送ルートの見つけ方」

埼玉県産業技術総合センター 鈴木氏

運送時のルートを決定する際の問題点として、

「経験的に組んだルートを固定的に運用している」

「ドライバー任せで最適なルートを把握できていない」

などが挙げられます。

SAITECでは、配送ルートを解析し、どのルートをどのトラックに適用すれば何時に出発し何時に配送先に到着するのかを瞬時に算出し、最適化することができます。


6.「運輸業界におけるIoT活用事例」

埼玉県産業振興公社 山脇氏

IoT/AIが時代の潮流となる流れの中で重要なのは「データ」です。

運輸物流業界でもIoT/AIの利活用は進んでおり、Amazonのロボット在庫管理システムやDeNAの配車アプリなど事例はたくさんあります。

「データ」を征し、サイバー空間で価値形成できるビジネス戦略を構築していくことがこれからのビジネスの主流になっていくと予想されます。



7.「運輸ヘルスケアビジネスを活用したドライバーの健康管理法」

NPO法人ヘルスケアネットワーク 作本氏 (RobiZy顧問)

運輸ヘルスケアナビシステムは、健康データを分かりやすく、しかも業界にマッチした内容で、システムによるサポートができないかとの思いで構築されました。

ハイリスク者の見える化、ドライバー不足の解消、予防対策の推進、健康な従業員の確保による健康運営等に対する効果が期待でき、効率的なドライバーの健康管理で、事業主、業界が抱える課題を軽減します。


8.参加者の感想発表、意見交換

参加者から、今後の物流業界の方向性や発表された技術の応用の可能性などについて様々な質問があり、発表者との意見交換が活発に行われました。

多くの課題がある業界だからこそ、ロボット(AI/IoT含む)が役に立つ可能性が大いにあると思います。


【ワーキンググループについて】

今後、会員様を主体とした分野別、ビジネス化を目指した『ワーキンググループ(WG)』を開催していきます。物流分野に特化した「スマートロジスティクスWG」もございますので、ご興味がある方はこちらまで。


セミナー終了後は、場所を移して懇親会も開催されました。参加者同士の自己紹介や当日RobiZy北河副理事長の誕生日でサプライズ祝いなどで、大いに盛り上がりました。

RobiZyでは今後も定期的に交流会を開催してまいります。

今後ロボット(AI、IoT含む)は多くの分野・業界で利用されていきます。ロボットビジネスを

行っている方々の発表は情報収集の場としても、皆さまのビジネスの発展にも大変有益な場と

なりますので、是非、次回の交流会へもご参加ください。


会場提供や登壇希望の方はRobiZy事務局までご連絡ください!

お待ちしております。


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